今回は、断熱関連のニュースをご紹介します。
私がご紹介するのは、「環境共創イニシアチブ(SII)は、2014年度補正予算『既築住宅・建築物における高性能建材導入促進事業』における補助対象製品の公募を3月23日より開始する。」というニュースです。
この事業は、高性能建材の市場拡大と価格の低減により 既築住宅などの省エネ改修を促し、省エネを促進するべく、省エネ性能の高い高性能建材を用いた改修を行う者に補助金を交付し、予算の範囲内で、その活動を支援するものです。
この事業では断熱材も登録対象となりますが、その登録要件は以下の通りです。
1)λ値(熱伝導率)が0.041以下の製品でなければなりません。ただし、天井断熱工事に用いる吹込み断熱材にあっては、R値(熱抵抗値)2.7以上の製品でなければなりません。
2)原則として、JIS認証を取得した製品でなければなりません。
ご覧の通り、かなり厳しい要件です。しかし補助金が出るのですから当然ですよね。