窓のリフォームはLow-E 複層ガラスがお奨め

窓のリフォームというと、すぐに思い浮かぶのがシングルガラスをペアガラスに変更することだと思います。しかし、たんにペアガラスといっても色々です。そこでお奨めなのが、Low-E 複層ガラスです。

Low-E 複層ガラスとは2枚の板ガラスの間に乾燥空気を封入したもので、特殊金属膜を室内側ガラスの空気層側にコーティングし、太陽熱を通過させながらも室内の熱を外に逃がさないようにする断熱タイプと、特殊金属膜を室外側ガラスの空気層側にコーティングし、太陽光を50%以上カットして冷房効果を高める遮熱タイプがあります。ちなみにLow-E とはLow Emissivity の略で、低放射という意味です。

これから冬に向かう季節ですから、つい暖房をメインに考えがちですが、やはり夏の暑さ対策はリフォームする上での重要課題です。夏の暑さに重点を置くのであれば、 Low-E 複層ガラスの遮熱タイプ。結露対策を含め、暖房効率をアップさせたいなら、 Low-E 複層ガラスの断熱タイプということになります。

ですが、家全体をどちらかのタイプで統一するのでなく、3階建てなら1階部分は断熱タイプ、3階部分は遮熱タイプというように、両タイプを適宜に使い分けるのが賢いリフォームといえるでしょう。